プレゼン資料をプロっぽく見せる表現テクニック

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プレゼン資料でいちばん大切なのは、伝えたいメッセージ、つまり「中身」です。

ただし実際には、私たちは無意識のうちに
資料の内容だけでなく「見た目」からも多くの情報を受け取っています。

どんなに良い提案でも、資料のデザインが整っていないと
「雑に作られている」「仕事が丁寧ではない」といった印象を与えてしまうこともあります。

「デザインが苦手で、きれいな資料が作れない」そう感じている方も多いかもしれません。

でも、資料デザインを整えるのは、特別なセンスや専門知識がなくても大丈夫です。

ノンデザイナーの方でも、いくつかのポイントを押さえるだけで、
プレゼン資料はぐっと“プロっぽく”なります。

そこでこの記事では、誰でもすぐに使えるデザインテクニックをご紹介します。

私はこれまで、初心者やデザインが苦手な方が作った
多くの資料やデザインを見てきました。
その経験をもとに、「誰でも実践できるデザインの考え方」を整理し、
このサイトや書籍『デザインのミカタ』で発信しています。

今回ご紹介するのは、その中でも特に効果が高く資料作成にすぐ活かせるテクニックばかりです。ぜひ、日々のプレゼン資料づくりに役立ててみてください。

良い資料とは、
伝えたい内容がきちんと相手に届く資料のことです。

そのためには、思いつきで作り始めるのではなく、
いくつかのステップを踏みながら、
メッセージを資料として形にしていくことが大切です。

資料作成の流れを整理すると、次の8ステップになります。

  1. 資料全体で伝えたいメッセージを決める
  2. 参考資料を調べる
  3. 全体構成・ストーリーを考える
  4. 共通のテンプレートを作成する
  5. 1ページにつき1つのメッセージに絞る
  6. グラフや写真、イラストを取り入れる
  7. 全体を見直してブラッシュアップする
  8. 完成

この流れに沿って進めることで、
伝えたいことが分かりやすく整理された、
質の高い資料を作ることができます。

まずは、資料作成の中でも
すぐに取り入れやすい4つのポイントから解説します。

すぐに使える|文字・配置の4つのテクニック

これまでに作った資料でも、この4つを調整するだけで、
見た目は一気に“それっぽい”デザインに近づきます。

まずは、そのページに載っている情報に重要度の差をつけてみましょう。

伝えたい情報ほど文字を大きく補足的な情報は小さくすることで、
自然と視線の流れが生まれます。

さらに、重要度に合わせて文字の太さを変えることができると、
情報の優先順位がより分かりやすくなります。

あえて重要度の低い文字を小さくすることで、
余白が生まれ、全体がすっきりと見やすい資料になります。

短い文章であれば中央揃えでも問題ありませんが、
文章量が増える場合は、左揃えにするのがおすすめです。

日本語は左から右へ読み進めるため、
左揃えにすると文頭がそろい、視線の流れが自然になって読みやすくなります。

白文字と黒文字を使い分けることで、文字情報にメリハリが生まれます。

さらに、図形を組み合わせると、両方の文字色を無理なく使うことができます。

たとえば、文字の背景に濃い色で塗りつぶした長方形を配置すると、
白文字が見やすくなり、強調表現としても効果的です。

写真やイラスト、グラフを取り入れることで、
視覚的な情報が加わり、内容がより分かりやすく、イメージしやすくなります。

ただし、目的はあくまで資料の内容を補足すること
メッセージと関係のある素材を選んで配置しましょう。

参考までに、避けたいデザイン例も紹介します。

明朝体やポップ体のような、個性の強いフォントは、
明確な意図がない限り使わない方が無難です。

明朝体は和風や高級感、ポップ体は親しみやすさやカジュアルさを
表現するのに向いていますが、伝えたい雰囲気が特に決まっていない場合、
かえって印象がちぐはぐになることもあります。

そのような場合は、クセの少ないゴシック体を使えば問題ありません。
資料では、まずゴシック体を基本に考えると安心です。

上のように、つぶれた楕円形の図形は、
デザインが初心者っぽく見えてしまうことがあります。

そのため、資料ではできるだけ使わないのがおすすめです。

丸い図形を使いたい場合は、歪みのない正円を選ぶと、すっきりとした印象になります。

塗りと線を組み合わせた図形は、全体がごちゃついた印象になりやすく、
デザインが初心者っぽく見えてしまうことがあります。

図形を使う際は、塗りだけ、もしくは線だけのシンプルな表現を選ぶと、
すっきりとした見た目になります。

初心者のうちは、ついオリジナリティを出そうとしてしまいがちですが、
それがかえって時間がかかり、デザインの完成度を下げてしまうことも少なくありません。

資料デザインでは、作り手の個性よりも、
分かりやすさや統一感を優先することが大です。

  • 文字サイズは、情報の優先順位に合っているか
  • 適度な余白があり、読みやすいレイアウトになっているか
  • 色は意味を持って使われているか
  • 矢印などの装飾的な図形が主張しすぎていないか
  • フォントはゴシック体で統一されているか
  • 丸い図形は歪みのない正円になっているか
  • 図形は「塗りのみ」または「線のみ」で使われているか

いかがでしたでしょうか。

良い資料を作るためのSTEPを実践し、
今回紹介した表現テクニックを取り入れて制作する。
そして仮完成後に、このチェックリストで見直す。

この流れを意識するだけで、資料デザインが苦手な方でも、
ぐっとプロっぽいプレゼン資料に近づけるはずです。

ぜひこの記事を参考に、日々の資料作成にチャレンジしてみてください。

良いプレゼン資料とは、
伝えたいメッセージが、迷わず相手に伝わる資料です。

そのためには、いきなりデザインから考えるのではなく、
STEPに沿って内容を整理し、伝える順番や構成を決めることが重要です。

さらに、文字の大きさや配置、余白、色の使い方、
図形やフォントの選び方といった
基本的な表現テクニックを押さえるだけで、
資料の見え方は大きく変わります。

特別なセンスやオリジナリティは必要ありません。
資料デザインでは、「分かりやすさ」「統一感」「読みやすさ」
優先することが、結果的にプロっぽさにつながります。

STEPに沿って資料を作り、表現テクニックでデザインを整え、
最後にチェックリストで見直す。

この流れを実践すれば、デザインが苦手な方でも、
伝わるプレゼン資料を作れるようになるはずです。

ぜひ今回の内容を参考に、日々の資料作成に活かしてみてください。

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